初 インスペクション
床のレベルを測定中
第三者機関のジャパンホームシールドさんが約3時間家の隅々まで調査しました。
インスペクション 、何それ? の声が多いかと思います。
インスペクションとは建物の劣化状況(悪いところの検査)だけでなく、キッチンやバス・トイレ
などの設備に加えて、耐震性・断熱性といった性能まで検査をし、総合的に建物を判断する、
一歩進んだ建物検査です。
修繕にかかる費用の目安がわかるので、買主様にとってはメリットがございます。
売主様にとっては、雨漏り等の瑕疵が見つかるから価値が落ちるのではないか?と不安の
声があるかもしれません。しかし売却前にしておくと対策をとることが出来ますし、トラブル
発生を防ぐことになります。
このインスペクションは現在の宅建業法では義務ではありませんが、新業法が国会を通過
しておりますので、数年先は受けたかどうかを説明する必要が出てくるかと思われます。
売主様が販売条件で、いわゆる、現状有姿で瑕疵担保責任を負わないという特約が不可
になってくるかもしれません。
中古住宅の活性化に向けて国としての動きがどんどん進んでおりますので、今後の動向
に再度注目していきたいと思います。